キャノンパワーショットSX720HSとは?結論からお答えします
キャノンパワーショットSX720HSとは、キヤノンが展開するコンパクトデジタルカメラ「PowerShot」シリーズに属する高倍率ズームモデルです。ポケットに入るほどの小型ボディに、光学40倍ズームという強力な望遠性能を詰め込んだ一台で、「旅行や運動会で荷物を増やさずに遠くの被写体を撮りたい」という人に向いています。
結論を先に言うと、Canon PowerShot SX720 HSは「スマホでは物足りないけど、大きな一眼レフを持ち歩くのは面倒」という人が、望遠撮影を手軽に楽しむための選択肢です。本記事では、このカメラの位置づけ、メリット・デメリット、比較の考え方、購入前の注意点までを順番に整理していきます。
なお、キヤノンはプリンティングやメディカル、イメージングなど幅広い事業を展開するメーカーで、コンパクトデジタルカメラは個人向けの主要カテゴリのひとつです。公式サイトでもコンパクトデジタルカメラの情報が案内されているので、型番の確認やサポート情報を探すときはメーカー公式ページをあわせてチェックしておくと安心です。
キャノンパワーショットSX720HSの基本スペックと立ち位置
まずはこのモデルがどんな立ち位置のカメラなのかを押さえておきましょう。PowerShotシリーズには、Vlog向けのCanon PowerShot V10のように動画撮影を重視したモデルもあれば、高倍率ズームで静止画の望遠撮影を得意とするモデルもあります。SX720HSは後者、つまり「ズーム性能で選ぶコンデジ」のカテゴリです。
光学40倍ズームという最大の武器
このカメラの一番の売りは、なんといっても光学40倍ズームです。デジタルズームではなく光学ズームなので、画質の劣化を抑えながら遠くの被写体を大きく写せます。運動会の徒競走、発表会の舞台、野球観戦の選手、旅行先の遠景など、スマートフォンでは厳しいシーンで力を発揮します。
小型軽量ボディで持ち歩きやすい
高倍率ズーム機というと、どうしてもボディが大きくなりがちです。しかしSX720HSは、ポケットや小さめのバッグにも入るサイズ感にまとまっています。「望遠も欲しいけど、荷物は減らしたい」というわがままを、ある程度かなえてくれるバランス型といえます。
Wi-Fi・NFCでスマホと連携できる
撮った写真をスマートフォンへ転送できるWi-Fi機能やNFCに対応している点も、普段使いでは見逃せません。撮影したその場でSNSに共有したり、家族に送ったりしたい人にとっては、地味ながら便利なポイントです。ただし、連携用のアプリや設定方法はモデルや時期によって変わるため、購入前に公式のサポート情報を確認しておきましょう。
キャノンパワーショットSX720HSのメリット
ここからは、実際に使う場面を想像しながらメリットを掘り下げます。
メリット1:とにかく望遠が強い
最大のメリットは望遠性能です。スマートフォンで撮ると小さくしか写らない被写体も、SX720HSなら画面いっぱいに近づけて撮れます。子どもの行事やスポーツ観戦など、「もう少し寄れたらな」と感じた経験がある人ほど、その差を実感しやすいでしょう。
メリット2:レンズ交換が不要で初心者にやさしい
一眼カメラのようにレンズを付け替える必要がないので、撮影に集中できます。レンズ交換の手間や、レンズを持ち歩く荷物の多さから解放されるのは、旅行やイベント撮影では大きな利点です。Canon PowerShot SX740 HSのような後継・上位モデルと比較するときも、この「オールインワンで完結する」という性格は共通しています。
メリット3:価格帯が比較的手頃
高倍率ズーム機は、一眼レフに望遠レンズを組み合わせるより総額を抑えやすい傾向があります。予算を抑えつつ望遠を楽しみたい人にとっては、現実的な選択肢になります。ただし価格は時期や販売店で変動するため、購入前に複数の販売チャネルを比較するのがおすすめです。
キャノンパワーショットSX720HSのデメリット・注意点
良い面だけで判断すると後悔することもあるので、正直なデメリットも見ておきましょう。
デメリット1:暗い場所は苦手
コンパクトカメラ共通の弱点ですが、暗い場所での撮影は得意ではありません。夜のイベントや室内の薄暗いシーンでは、ノイズが目立ったり、手ブレしやすくなったりすることがあります。暗所撮影が多い人は、より明るいレンズを備えたモデルや、Canon PowerShot G7 X Mark IIIのような上位シリーズも視野に入れるとよいでしょう。
デメリット2:高倍率ズームは手ブレしやすい
望遠側にすると、わずかな揺れが大きく写りに影響します。三脚や一脚を使う、シャッタースピードを意識するなどの工夫が必要です。手軽さを優先するなら、手ブレ補正の効き具合を実機で確認しておくのが安心です。
デメリット3:最新モデルではない点
SX720HSは発売から時間が経っているモデルです。最新の機能やUSB充電などに対応した新しい機種が欲しい場合は、Canon PowerShot SX730 HSやCanon PowerShot SX740 HS
といった近い世代のモデルも比較対象になります。中古で探す場合は、保証や付属品の有無を必ず確認しましょう。
キャノンパワーショットSX720HSと他のモデルを比較する
「SX720HSでいいのか、それとも別の機種にすべきか」と迷ったときは、比較の軸を決めると判断しやすくなります。
比較軸1:ズーム倍率
望遠をどこまで求めるかで選ぶモデルが変わります。40倍あれば大半のシーンはカバーできますが、さらに倍率を求めるなら上位機種が候補になります。Canon PowerShot SX70 HSは、より本格的な望遠を求める人向けの選択肢です。
比較軸2:携帯性とデザイン
毎日持ち歩くなら、サイズと重さは重要です。SX720HSは小型軽量を重視した設計なので、カバンに入れっぱなしにしておける気軽さがあります。逆に、グリップや操作系のしっかり感を求めるなら、少し大きめのモデルのほうが満足度が高いこともあります。
比較軸3:予算と用途
予算が限られているなら、SX720HSは有力な候補です。一方、動画も本格的に撮りたいならCanon PowerShot V10のようなVlog特化モデル、画質重視ならCanon PowerShot G7 X Mark III
といった具合に、用途から逆算して選ぶと失敗しにくくなります。
キャノンパワーショットSX720HSがおすすめな人・向かない人
ここまでの内容を踏まえて、向き不向きを整理します。
おすすめな人
・子どもの行事やスポーツ観戦で望遠撮影をしたい人
・旅行の荷物を増やしたくない人
・レンズ交換の手間を避けたい初心者
・スマホより一歩進んだ写真を撮りたい人
向かない人
・夜間や暗所の撮影が多い人
・最新機能やUSB充電に対応した新しめのモデルが欲しい人
・本格的に動画編集をしたい人
・レンズ交換を楽しみたい人
自分の撮影シーンを書き出してみて、望遠の出番が多いならSX720HSは有力です。逆に暗所や動画が中心なら、別のモデルを検討したほうが満足度は高くなります。
購入前に確認したい注意点と選び方
最後に、買ってから後悔しないためのチェックポイントをまとめます。
新品・中古・型落ちの見極め
発売から年数が経ったモデルは、新品での入手が難しくなっていることがあります。中古市場では状態や付属品に差があるため、バッテリーや充電器、説明書の有無を確認しましょう。型落ちを選ぶ場合は、保証内容もあわせてチェックしてください。
公式情報とサポートの確認
キヤノンは公式サイトで製品情報やサポート、ソフトウェアのダウンロードを案内しています。型番を間違えると必要な情報にたどり着けないので、購入前に公式ページで仕様を確認する習慣をつけましょう。マニュアルやよくある質問も公開されているため、設定で困ったときの安心材料になります。
アクセサリーも忘れずに
望遠撮影を快適にするなら、予備バッテリーやCanon コンパクトデジタルカメラケース、SanDisk SDカード
などの記録メディア、ハクバ 三脚
のような三脚があると撮影の幅が広がります。旅行用ならCanon リストストラップ
を付けておくと、落下防止にもなります。
まとめ:キャノンパワーショットSX720HSは望遠を手軽に楽しみたい人にぴったり
キャノンパワーショットSX720HSは、光学40倍ズームと小型軽量ボディを両立したコンパクトデジタルカメラです。遠くの被写体を手軽に大きく撮りたい人、荷物を増やさずに旅行や行事を撮りたい人にとって、今でも検討価値のある一台といえます。
一方で、暗所撮影や最新機能を重視するなら、Canon PowerShot SX740 HSやCanon PowerShot G7 X Mark III
、動画中心ならCanon PowerShot V10
といった選択肢も比較してみてください。自分の撮影スタイルに合う一台を選ぶことが、後悔しない買い物への近道です。

コメント