dynabook B55/HSとは?結論から先にお伝えします
dynabook B55/HSとは、Dynabook株式会社が2021年3月に発表した法人向けビジネスノートPC「Bシリーズ」の15.6型モデルです。第11世代インテル Core プロセッサー(i7/i5/i3)を搭載し、光学ドライブを内蔵しながら、Wi-Fi 6やBluetooth Ver.5.1、USB4 Type-Cなど当時としては先進的な接続規格に対応しているのが大きな特徴です。プレインストールOSはWindows 10 Pro 64ビットで、法人利用を想定したセキュリティ機能や生体認証オプションも用意されています。
「とにかく壊れにくく、長く使えるビジネスPCがほしい」「テレワークとオフィスワークの両方で使いたい」という人にとって、dynabook B55/HSは有力な候補になります。一方で、2021年発表モデルということもあり、現在は中古市場や法人リースアップ品として出回っているケースが中心です。この記事では、そんな dynabook B55/HS の特徴やスペック、選び方のポイントを、できるだけわかりやすく整理していきます。
dynabook B55/HSの基本情報とラインナップ
まずは基本をおさえておきましょう。dynabook B55/HSは、Dynabookのビジネスノート「Bシリーズ」に属する15.6型のスタンダードモデルです。公式サイトでは「B55/HS 2021年3月発表モデル」として案内されており、高性能と優れた拡張性、テレワークでも安心して使える設計がうたわれています。
型番は複数用意されており、公式のラインアップ情報では A6BDHSE8FM21、A6BDHSE8F921、A6BDHSF8CM21、A6BDHSF8C921、A6BDHSG8CM21、A6BDHSG8C921 といった型番が確認できます。CPUやメモリ、ストレージ、ディスプレイ解像度の組み合わせによって型番が分かれる仕組みです。価格.comなどでも Dynabook B55/HS A6BDHSF8LA21 や Dynabook B55/HS A6BDHSF8HN21
といった型番のスペック情報が掲載されており、購入時は型番単位で比較するのが確実です。
Bシリーズの中での位置づけ
Dynabookのビジネスノートには、軽量モバイル寄りのモデルから高性能スタンダードモデルまで幅広いラインナップがあります。B55/HSはその中でも、15.6型の大型ディスプレイと光学ドライブを備えた「据え置き寄りのビジネス機」という位置づけです。持ち運びよりも、オフィスのデスクや在宅ワークのメインマシンとして使う場面を想定している人に向いています。
dynabook B55/HSの主な特徴
ここからは、dynabook B55/HSが持つ具体的な特徴を順番に見ていきましょう。公式サイトで案内されている内容を中心にまとめます。
第11世代インテル Core プロセッサー搭載
dynabook B55/HSは、第11世代インテル Core プロセッサーを搭載しています。ラインアップには以下の3種類が用意されています。
- インテル Core i7-1165G7 プロセッサー(動作周波数 2.80GHz、最大4.70GHz)
- インテル Core i5-1135G7 プロセッサー(動作周波数 2.40GHz、最大4.20GHz)
- インテル Core i3-1115G4 プロセッサー(動作周波数 3.00GHz、最大4.10GHz)
事務作業やWeb会議、資料作成といった一般的なビジネス用途であれば、いずれのCPUでも十分にこなせます。ただし、処理能力は使用状況によって変わりますので、重い作業を想定するならi7やi5を選んでおくと余裕が生まれます。中古で探す場合も、dynabook B55/HS Core i5 モデルはバランス型として人気があります。
光学ドライブ搭載で拡張性が高い
近年のノートPCでは省略されがちな光学ドライブを搭載しているのも、dynabook B55/HSの大きなポイントです。DVD-ROMドライブが標準で、DVDスーパーマルチドライブ(2層書き込み対応)への変更も可能でした。CDやDVDの読み書きが必要な業務、たとえば過去資料の参照やソフトウェアのインストールなどでは、外付けドライブを用意しなくて済みます。
生体認証とセキュリティ機能
dynabook B55/HSは、生体認証「Windows Hello」に対応しています。赤外線顔認証センサーと指紋センサーが用意されており、いずれもオプション選択式です。顔を向けるだけでロック画面を解除できる顔認証は、パスワード入力の手間を減らしたい人に向いています。写真や絵によるなりすましを防ぐ仕組みも備えています。
また、専用チップとトリプルパスワード(BIOS、HDD、OSパスワード)で安全を守る設計も採用されています。SSD搭載モデルではSSDをHDDとして認識する仕様です。法人利用では、こうしたセキュリティ機能の有無が選定の決め手になることも少なくありません。
Wi-Fi 6・Bluetooth 5.1・USB4 Type-C対応
接続性能も見逃せません。dynabook B55/HSはWi-Fi 6(IEEE802.11ax)に対応し、従来規格よりも高速なデータ転送が可能です。オンライン会議やクラウド上のファイル操作もストレスを感じにくくなります。ただし、Wi-Fi 6を活かすには対応する周辺機器が必要です。
Bluetooth Ver.5.1にも準拠しており、対応するマウスやプリンター、スマートフォンなどとワイヤレスで接続できます。さらにUSB4 Type-Cコネクタを搭載し、PD(Power Delivery)にも対応しています。HDMI 4K出力にも対応しているため、外部ディスプレイへの高画質出力も可能です。
ディスプレイとキーボード
ディスプレイは15.6型で、FHD(1,920×1,080ドット)の広視野角TFTカラーLED液晶(ノングレア)と、HD(1,366×768ドット)のTFTカラーLED液晶(ノングレア)から選択できました。資料を多く表示するならFHD、コストを抑えたいならHDという選び方ができます。
キーボードは打鍵感にこだわった設計で、数字入力が快適なテンキー付きキーボードを標準搭載しています。表計算やデータ入力が多い業務では、テンキーの有無は作業効率に直結するポイントです。
dynabook B55/HSのスペックを型番別に比較
ここでは、公式ラインアップで確認できる主な仕様の違いを整理します。同じB55/HSでも、選ぶ構成によって使い勝手が変わってきます。
CPUと価格の違い
本体標準価格は構成によって異なり、公式情報では466,400円(税込)から368,280円(税込)までの幅がありました。最上位構成はCore i7-1165G7搭載モデル、下位構成はCore i3-1115G4搭載モデルという関係です。法人向けモデルはカスタマイズ前提の価格表示であることも多く、実際の購入価格は販路によって変わります。
メモリとストレージの選択肢
メモリは8GB(8GB×1)が基本で、4GB(4GB×1)への変更や16GB(8GB×2)への増設も選択できました。ストレージは500GB HDDが標準で、128GB SSD、256GB SSD、512GB SSDへの変更が可能です。起動やソフトの読み込みを速くしたいならSSD、保存容量を優先したいならHDDという判断になります。中古で探す際は、dynabook B55/HS SSD 搭載モデルかどうかを必ず確認しましょう。
ディスプレイ解像度とセンサー
ディスプレイはFHDとHDの2種類、センサーは「なし」「指紋センサー」「顔認証センサー」「指紋+顔認証」の4パターンから選べました。センサーを追加する場合はオプション価格が発生します。セキュリティを重視するなら顔認証、コストを抑えつつ手軽に使いたいなら指紋センサーという考え方ができます。
dynabook B55/HSのメリットとデメリット
購入や選定を判断するうえで、良い点と気をつけたい点の両方を知っておくことが大切です。
メリット
- 15.6型の大画面で、資料作成や表計算がしやすい
- 光学ドライブ内蔵で、外付け機器を増やさずに済む
- Wi-Fi 6やUSB4 Type-Cなど、接続規格が比較的新しい
- 生体認証やトリプルパスワードなど、法人向けのセキュリティ機能が充実
- テンキー付きキーボードで数字入力が快適
特に、dynabook B55/HS テンキー 付きキーボードは、経理やデータ入力の多い職種で評価されやすいポイントです。
デメリット・注意点
- 15.6型で光学ドライブ内蔵のため、持ち運びにはやや不向き
- 2021年3月発表モデルのため、新品での入手は難しい場合がある
- OSがWindows 10 Pro 64ビットのため、現在の環境によってはアップグレードを検討する必要がある
- 中古で購入する場合は、バッテリー劣化や保証内容の確認が欠かせない
中古パソコン市場では、dynabook B55/HS 中古 として整備済み品が出回っています。Microsoft認定再生PCや動作点検済みの商品を選ぶと、初心者でも安心しやすいです。保証期間や返品対応の有無も、購入前に必ずチェックしておきましょう。
dynabook B55/HSはどんな人におすすめか
ここまでの内容を踏まえると、dynabook B55/HSは次のような人に向いています。
- オフィスや自宅で、据え置きメインのビジネスPCを探している人
- DVDなどの光学メディアを扱う業務がある人
- テンキー付きの大画面ノートで、事務作業を効率化したい人
- 法人向けのセキュリティ機能を重視する人
- 中古やリースアップ品を活用して、コストを抑えたい人
逆に、毎日持ち歩くモバイル用途が中心なら、より軽量なモデルのほうが向いています。dynabook B55/HS 15.6型 はあくまで「持ち運びもできるが、基本は据え置き」というスタンスで考えておくと失敗しにくいです。
dynabook B55/HSを選ぶときのチェックポイント
実際に購入を検討する際は、以下の点を順番に確認していきましょう。
- 型番を確認する:CPUやメモリ、ストレージの構成は型番で決まります。A6BDHSから始まる型番を必ず確認しましょう。
- CPUを確認する:i7/i5/i3のどれかで処理能力が変わります。用途に合ったものを選びましょう。
- メモリ容量を確認する:8GBあれば一般的な業務は快適ですが、多くのアプリを同時に使うなら16GBも選択肢に入ります。
- ストレージの種類を確認する:HDDかSSDかで体感速度が大きく変わります。
- ディスプレイ解像度を確認する:FHDかHDかで表示できる情報量が変わります。
- センサーの有無を確認する:顔認証・指紋認証が必要かどうかを決めましょう。
- 保証とサポートを確認する:中古の場合は特に重要です。
特に中古で探す場合は、dynabook B55/HS メモリ 8GB モデルかどうか、SSDに換装されているかなどを確認すると、購入後の満足度が変わってきます。
まとめ:dynabook B55/HSは法人向けスタンダードの実力機
dynabook B55/HSは、第11世代インテル Core プロセッサー、光学ドライブ、Wi-Fi 6、USB4 Type-C、生体認証対応など、ビジネス用途に必要な要素をバランスよく備えた15.6型ノートPCです。2021年3月発表モデルということもあり、現在は中古やリースアップ品が中心ですが、整備済み品を選べば安心して使い始められます。
選ぶ際は、型番ごとに異なるCPU・メモリ・ストレージ・ディスプレイ・センサーの構成をしっかり確認することが大切です。据え置きメインで、大画面とテンキー、光学ドライブを活かしたい人にとって、dynabook B55/HS ビジネスノート は今でも検討する価値のある一台といえます。自分の用途と予算に合わせて、最適な構成を選んでみてください。

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