NDフィルター GoProとは?基本をわかりやすく解説
GoProで撮影するとき、こんな悩みはありませんか?「明るい屋外で撮ると映像が白飛びする」「動きのある被写体を撮るとブレる」「シネマティックな映像にしたいけど、シャッタースピードが速すぎてカクカクする」。そんなときに役立つのがNDフィルターです。NDフィルターは「ニュートラルデンシティフィルター」の略で、日本語では「減光フィルター」と呼ばれます。レンズに入る光の量を減らすことで、シャッタースピードを遅くしたり、絞りを開いたりできるようになります。
GoProは小型で手軽に使えるアクションカメラですが、そのぶん絞りを細かく調整する機能が限られています。そこで活躍するのがNDフィルターです。たとえば、日中のサーフィンやスキー、バイク走行などを撮影するとき、NDフィルターを付けることで自然なモーションブラー(被写体の動きに合わせたブレ)を表現でき、プロっぽい映像に仕上がります。
この記事では、NDフィルターの基礎知識から、GoProに合うおすすめモデル、選び方のポイント、注意点までをわかりやすくまとめました。これからNDフィルターを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
GoProにNDフィルターが必要な理由とメリット
GoProにNDフィルターを取り付ける最大のメリットは、シャッタースピードをコントロールできることです。動画撮影では、フレームレートの2倍のシャッタースピードが推奨されることがあります。たとえば30fpsなら1/60秒、60fpsなら1/120秒です。ところが、晴天の屋外ではシャッタースピードが1/1000秒以上になってしまうことも珍しくありません。すると動きがカクカクして不自然に見えたり、照明のフリッカー(ちらつき)が発生したりします。
NDフィルターを使えば光の量を減らせるので、適正なシャッタースピードに近づけられます。結果として、映画のような滑らかな動きの映像が撮れるようになります。また、絞りを開くことで被写界深度を浅くし、背景をぼかした表現も可能になります(ただしGoProの絞りは固定のモデルが多いため、主にシャッタースピード調整が目的になります)。
さらに、NDフィルターは白飛びを防ぐのにも役立ちます。明るい環境で露出オーバーになると、空や水面が真っ白に飛んでしまうことがあります。NDフィルターで光量を調整すれば、階調豊かな映像が期待できます。
ここで、GoPro用NDフィルターとして人気の高い製品をいくつか挙げておきます。たとえばPolarPro NDフィルター GoPro用は、ガラス素材にこだわった高品質なモデルです。Freewell NDフィルター GoPro Hero用
も定番で、セット販売されていることが多いです。TELESIN NDフィルター GoPro用
はコストパフォーマンスに優れ、初心者にも扱いやすいと評判です。
NDフィルターの種類と選び方
NDフィルターにはいくつかの種類があります。まず、減光量を示す「NDナンバー」を理解しましょう。ND8は3段分(光量を1/8に)、ND16は4段分(1/16)、ND32は5段分(1/32)、ND64は6段分(1/64)といった具合です。数字が大きいほど暗くなります。
GoProで使う場合、日中の撮影ならND16やND32が使いやすいと言われています。夕方や曇天ならND8、真夏のビーチや雪山など非常に明るい環境ではND64が適しています。また、可変NDフィルターという種類もあり、これは回転させることで減光量を無段階で調整できるものです。1枚で幅広い明るさに対応できる便利さがありますが、GoPro用の可変NDは製品数が限られています。
選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 対応モデルを確認する:GoProはモデルごとにレンズの形状やサイズが異なります。Hero9以降はレンズ交換が可能ですが、Hero8以前は専用のハウジングが必要な場合があります。購入前に必ず自分のGoProの型番を確認しましょう。
- ガラスの品質:安価な製品はプラスチックレンズを使用していることがあり、画質に影響が出ることがあります。ガラス製で多層コートされたものを選ぶと安心です。
- 着脱のしやすさ:GoPro用NDフィルターは、レンズに直接ねじ込むタイプや、マグネットで吸着するタイプなどがあります。撮影中に素早く交換したいならマグネット式が便利です。
- セット内容:複数のNDフィルターがセットになった製品も多くあります。たとえばNeewer NDフィルターセット GoPro用
は、ND8/ND16/ND32がセットになっており、さまざまな状況に対応できます。
また、K&F Concept NDフィルター GoPro用は、光学ガラスを使用した高品質なシリーズで、プロユースにも耐えると評価されています。Ulanzi NDフィルター GoPro用
は、手頃な価格ながらしっかりとした作りで人気です。
GoProにおすすめのNDフィルター製品比較
ここでは、特に人気のあるNDフィルターをいくつかピックアップして比較します。なお、価格や在庫は変動するため、購入時に最新情報を確認してください。
PolarPro シリーズ
PolarPro NDフィルター GoPro用は、アメリカのメーカーで、GoPro純正アクセサリーとしても知られています。ガラスはドイツのショット社製を採用しているモデルもあり、透明度が高いのが特徴です。価格はやや高めですが、画質を重視する方に向いています。
Freewell シリーズ
Freewell NDフィルター GoPro Hero用は、豊富なバリエーションが魅力です。ND単体だけでなく、PLフィルター(偏光フィルター)やND/PL複合フィルターなども展開しています。マグネット式のクイックリリースシステムを採用した製品もあり、交換がスムーズです。
TELESIN シリーズ
TELESIN NDフィルター GoPro用は、コストパフォーマンスの高さで人気です。初心者が最初に試すNDフィルターとしてよく選ばれています。セット販売が多く、ND8/ND16/ND32が揃ったキットもあります。
Neewer シリーズ
Neewer NDフィルターセット GoPro用は、手頃な価格で複数枚がセットになっていることが多いです。初めてNDフィルターを使う方や、サブ機として使いたい方におすすめです。
K&F Concept シリーズ
K&F Concept NDフィルター GoPro用は、光学機器メーカーとして定評があり、NDフィルターのラインナップも充実しています。多層コートにより反射を抑え、フレアやゴーストを軽減する設計です。
Ulanzi シリーズ
Ulanzi NDフィルター GoPro用は、リーズナブルながらデザイン性も高く、GoProユーザーの間で支持されています。マグネット式のモデルもあり、着脱が簡単です。
これらの製品を選ぶ際は、自分のGoProのモデルに対応しているか、そしてどの程度の減光量が必要かをよく確認しましょう。また、GoPro Hero12 BlackやGoPro Hero11 Black
などの最新モデルはレンズの形状が共通しているため、対応するNDフィルターも多く出ています。
NDフィルターを使う際の注意点とデメリット
NDフィルターは便利な反面、いくつか注意すべき点もあります。まず、光量が減ることで暗い環境では使えないことです。夕方以降や室内ではNDフィルターを外すか、減光量の少ないものを選びましょう。また、NDフィルターを付けるとオートフォーカスの精度が落ちたり、色味が変わったりすることがあります。特に安価な製品では、色かぶりが発生しやすいので注意が必要です。
さらに、レンズに直接触れてしまうリスクも考慮しましょう。NDフィルターを着脱する際に、誤ってレンズを傷つけてしまう可能性があります。レンズクリーニングキットを用意しておくと安心です。たとえばGoPro レンズクリーニングキットなどを持っておくと良いでしょう。
また、NDフィルターは撮影シーンに応じて適切な減光量を選ぶ必要があります。常に同じフィルターを使い続けると、露出が合わずに失敗することがあります。複数のNDフィルターを持ち歩き、状況に応じて交換するのが理想です。
そして、GoProの手ぶれ補正機能(HyperSmooth)との相性も考えましょう。手ぶれ補正を強くかけると、NDフィルターでシャッタースピードを遅くした効果が薄れることがあります。設定を調整しながら試してみてください。
NDフィルター GoProのよくある質問(FAQ)
NDフィルターはGoProのどのモデルに使えますか?
GoPro Hero5以降のモデルであれば、対応するNDフィルターが各社から発売されています。ただし、Hero5〜Hero7まではレンズカバーが固定されているため、専用のアダプターが必要な場合があります。Hero8以降はレンズ交換が可能になり、多くのNDフィルターが直接取り付けられます。最新のGoPro Hero12 BlackやGoPro Hero11 Black
には、サードパーティ製のマグネット式フィルターが便利です。
NDフィルターとPLフィルターの違いは?
NDフィルターは光の量を減らすのに対し、PLフィルター(偏光フィルター)は反射光をカットして色彩を強調する効果があります。両者を組み合わせたND/PLフィルターも存在します。たとえばFreewell ND/PLフィルター GoPro用は、1枚で両方の効果を得られます。
NDフィルターを付けたまま水中撮影しても大丈夫?
多くのNDフィルターは防水設計ではありません。水中で使う場合は、防水ハウジング内にGoProを入れ、その上からNDフィルターを取り付ける必要があります。ただし、ハウジングによってはNDフィルターが干渉することがあるので、事前に確認しましょう。
おすすめのNDフィルターセットは?
初心者には、ND8/ND16/ND32がセットになった製品がおすすめです。Neewer NDフィルターセット GoPro用やTELESIN NDフィルター GoPro用
などが手頃で揃えやすいです。予算が許せばPolarPro NDフィルター GoPro用
のような高品質なセットを選ぶと、長く使えます。
まとめ:NDフィルター GoProで映像表現の幅を広げよう
NDフィルターは、GoProの映像をよりプロフェッショナルに見せるための強力なツールです。シャッタースピードをコントロールすることで、自然なモーションブラーやシネマティックな表現が可能になります。ただし、選ぶ際には対応モデルや減光量、ガラスの品質をよく確認し、自分の撮影スタイルに合った製品を選ぶことが大切です。
この記事で紹介したPolarPro NDフィルター GoPro用、Freewell NDフィルター GoPro Hero用
、TELESIN NDフィルター GoPro用
、Neewer NDフィルターセット GoPro用
、K&F Concept NDフィルター GoPro用
、Ulanzi NDフィルター GoPro用
などを参考に、ぜひ自分にぴったりのNDフィルターを見つけてください。また、GoPro Hero12 Black
やGoPro Hero11 Black
をお持ちの方は、専用アクセサリーもチェックしてみてください。
NDフィルターを使いこなして、あなたのGoPro映像をワンランクアップさせましょう。

コメント